りかpoke

既存の構築にワンアイディアを吹き込みたい

【SVシーズン13】技スペ5つのポケモンを使いたい【 最高2049 最終2008,2005(291位,345位)】

TNショウカ,のぼりはな

【はじめに】

お久しぶりの人はお久しぶりです。初めましての方は初めまして。メンヘラキモオタおじさんです。SVの2記事目になります。よろしければ見てください。

改めて自己紹介するとtwitter(現X)が凍結解除した11月半ばに本格的に復帰した7世代から始めたトレーナーになります。選出誘導を活かして相手の選出を絞ったりテーマを決めて構築を作ることが多く、サイクルとギミックを好みます。なかなか8世代9世代のシステムとは相性が悪いですが…。

さて、復帰してからの動きですが、タイトルにもあるようなこと(詳しくは後述)をテーマに構築を試していました。が、先月使用した構築では今一勝てませんでした。しかし、半月とはいえ方針に対する経験値は活かしたいと思ったので使用ポケモンを変更して同じ方針で挑むことにしました。その結果できたのが画像のような構築になります。

今の自分の考えうる最終地点ではありますが、tier上位のカイリューハバカミウラオス辺りの型を見せ合いから対面の時までにある程度きちんと判断して対応しないと重く感じるので、構築相性は自分にとって良くとも完成度は高くないと感じました。

以下、敬体放棄。

【構築経緯】

いくつも構築に入れたいアイディアや方針はあったので箇条書きで示すと以下の通り。その結果採用されたポケモンを矢印の先に示している。

・弱点保険により「汎用性を持った型」に擬似的に「積み技」を持たせることができるため、柔軟な動きと強い動きの両立ができる→神速アンコールカイリュー

・構築の見た目+相手の行動を制限する補助技によりステルスロックを撒きにくくさせ、相手の展開を許さない。→テツノツツミの圧力、挑発ハバタクカミ、挑発炎オーガポン、アンコールカイリュー

・経験値の高い戦術を使う。具体的には削り+攻め駒による抜き→キョジオーンの塩漬け、ゴツメハバタクカミ+眼鏡ツツミ、神速カイリュー、スカーフウーラオス

・自分が過去に結果が出にくい傾向にあると思った戦術を使わない。具体的にはステルスロック等からの展開構築。

・同様に自分が結果を出しにくい系統のポケモンは使わない。具体的には地面タイプ。代わりに電気半減タイプや鋼への打点は意識して採用する。→炎オーガポン、地震カイリューインファイトウーラオス

・相手の受け駒の破壊方法を複数構築に入れる→挑発瞑想痛み分けハバタクカミ、アンコール弱保カイリュー、じわれキョジオーン

・テラスしなくても強いポケモン6匹で固めて柔軟に動けるようにする。テラスを切ったら攻め駒は火力増強、受け駒は突破不能でゲームエンドに持っていく。

・なるべくセット選出を避け、単体で動けるようにする。→水テラ地割れキョジオーン

・現環境において交換はディスアドなのでサイクルを組むがちゃんと対面的に動けるようにする。

【個体紹介】

テツノツツミ@こだわり眼鏡 おくびょう テラス水

実数値(努力値):132(4)-90-134-176(252)-80-206(252+)

ハイドロポンプ/フリーズドライ/テラバースト(水)/クイックターン

役割:スイープ、対面処理、対面操作、選出誘導

○○が重い。という問題の多くをドロポンさえ当てれば解決できるため採用。

命中不安技であっても多くの範囲に対応できるなら結果的に勝率は良くなる、と強い人も過去に言っていたためメイン火力の一つとして構築に入れることに躊躇はなかった。冷凍ビームを打つ機会がなく、シーズン終盤は削れた相手を一掃するために2番手以降に選出する機会も多くなったので水テラバーストで安定の選択肢も取れるようにしている。初手ツツミで数的不利を取らない選択や水テラスを切った後に切り返せる選択を相手が取ることに気づいてからは相手の型や戦略読みが当たるようになってきたが、気付いたのは最終日だった。

ドロポンを当てるツツミは最強なので最強レイド産個体にして逆説的にドロポンを当てるというジンクスを採用している。

 

ハバタクカミ@ゴツゴツメット おくびょう テラス草

実数値(努力値):143(100)-54-107(252)-157(12)-156(4)-190(140+)

ムーンフォース/ちょうはつ/めいそう/いたみわけ

役割:削り、受け破壊、展開阻止

ゴツメ枠。ハバタクカミがいないと技の一貫が多く出来てしまうため採用を先に決め、後ほど方針に合うように役割を決めた。

展開の始動がコノヨザルの構築はハバタクカミ、ディンルーの構築は炎オーガポン、その他はツツミで処理するなど別の誰かが、と言った具合に役割分担している。

受けループは運が良かったのもあるがこの子でほぼ勝てた。

キョジオーンにはこの子かカイリューの刺さっている方で対応する。行動制限+積み技がキョジオーンに対するこの構築の答えである。

テラスは水ウーラオス意識の水半減は確定としてチオンジェンの宿木、きのこの胞子、グライオン入りの受け構築辺りを広くカバーできるピンポイント気味の草テラス。水オーガポン入りの受けサイクルにも草テラスであることで勝てた試合があった。

参考:S11 原点回帰パオカミベアーズ【最終63位(2123)】 : かもねぎのやみなべ

 

オーガポン@竈門の面 いじっぱり テラス炎

実数値(努力値):185(236)-165(76+)-119(116)-72-120(28)-137(52)

つたこんぼう/ウッドホーン/じゃれつく/ちょうはつ

役割:展開阻止、タイプ受け破壊

鋼と電気半減のタイプが優秀なので採用。

ディンカイサーフを見たら真っ先に選出を考える枠。

相手が身代わりカミではないかと感じた時にも出す。

努力値をどうやって振ったらいいかとわからなかったのでとりあえず参考元の調整にしたが、別に不便も感じなかったので最初から最後までこのままだった。

選出が限定的だったのでもうちょっとこの枠をうまく活躍させられていたらと後悔している枠でもある。

参考:【SVシーズン12使用構築】ガチパワーツツミオーガ【最終2位】 - Brightest Melody

 

カイリュー @弱点保険 いじっぱり テラスノーマル

 実数値(努力値):197(244)-204(252+)-116(4)-108-121(4)-101(4)

じしん/しんそく/アンコール/はねやすめ

役割:受け出し、対面処理、スイープ、展開阻止、詰ませ

組み始めであり9割以上選出する枠。

ステルスロックが撒かれないように構築を組んでいる上、カイリューへの打点を大抵のポケモンが持っているために最小限の負担で弱点保険の発動を狙えた。

汎用性を維持しながらいかに相手の想定を上回るかがレート上げの方法の一つだと思っているので想定通りの働きをしたと思う。

アンコールが強すぎて負けそうな試合をいくつも拾った。

参考:【SV S7シングル】3軸グッドスタッフ【最終30位】 - サイクル初心者

 

キョジオーン@たべのこし しんちょう テラス水

実数値(努力値):207(252)-121(4)-153(20)-58-152(228+)-56(4)

しおづけ/まもる/じこさいせい/じわれ

役割:受け、削り、受け破壊、対面破壊(3割)

汎用受け枠として採用したが今回は主にカミ意識のHD振り。

当初はみがまもにしていたが隠密マント対策にオーガポンなどとのセット選出を強要されると非常に選出が窮屈なために、単体選出可能な水テラス地割れに変更した。

試行回数を稼ぐことももちろんするが、無理そうだから地割れも非常に多い。

確率以上に当てたので運だけマン認定されてもおかしくない。

身代わりを絡めて起点にされる機会が多いのでうまく読んで起点回避を心がけた。最終日になってやっとではあるが。

 

悪ウーラオスこだわりスカーフ いじっぱり テラス悪

実数値(努力値):176(4)-200(252+)-120-74-80-149(252)

あんこくきょうだ/ふいうち/インファイト/とんぼがえり

役割:対面操作、対面突破、スイープ

カイリューの処理対象を代わりに受け持ったり、蜻蛉で襷を削ってスタートしたかったり、削れたカイリュー絡みのサイクルを最後にテラスを切って一掃できそうな時に選出することが多かった。

選出すると水ウーラオスやブエナカミが非常に重くなるために刺さりそうでも躊躇する機会が多く選出率が伸びなかった。ここも炎オーガポンの続いて後悔枠。

 

【まとめ】

何回も書きましたが、最終日になってプレイングや読みの引き出しが非常に増えた感じだったので、経験値の足りなさを実感しつつも実りあるシーズンになったと思います。

ポケモンをお休みする時間が今まで非常に多かったので、復帰をきっかけにしてしっかり潜って経験を積んでいきたいと思います。そうしたら結果も向上するのではないかとポジポジしながら締めたいと思います。

対戦した際はよろしくお願いします