S8お疲れさまでした。JogasakiRikaというromで潜る昇華という者です。
今回はイーブイバトンにて2000を達成した構築記事になります。
偉大な先人の記事を参照しながら、ワンアイディアを加えて出来た構築であり、そち
らも併せて参照していただけたらと思います。
【ポケモンSMシングル】s6使用構築「総括イーブイ」【最高2020】 - 沼の境地
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【最高/最終レート2064】イーブイバトン+ドレディアかわいい【ポケモンSMシーズン4使用構築】:しぇいどのブロマガ - ブロマガ
また、書きたいように長々と書くので1秒で確認用に構築簡易版も掲載しておきます
それでは参ります。
〖構築経緯〗
ご存じの通り、S7上位の多くをカバマンダガルドが占め、環境にカバマンダガルドのコピーパーティ及び改変パーティが多くなることが予想され、相性の悪いブルドヒ系構築は引き続いて使用するのは困難に思われたので、路頭に迷うところからスタートしました。あまりにも困ったので、カバマンダガルドにはどんなパーティが刺さるかtwitterやブログで検索してみたところ、
・レヒレ入りサイクル
・挑発Zサザンドラ入りサイクル
・メガギャラ入り
の3構築について、魅力を感じました。しかし、脳内で最初の2つについてサイクル構築を組んでみたところ、満足する構築が浮かばなかったので3つめについて検討することにしました。どうやらカバマンダガルドは舞った相手を止めにくい…という点があるようです。それも使う側は承知しており、補完に高速アタッカーを採用し、舞に対する切り返しをしていることがわかりました。
だったら、その補完の高速アタッカーをも上回るSと高い火力でぶち抜くのが強いのではないか、というアイディアが浮かびました。ただ、単純な積み構築だと通用しないことがS7の挫折経験で分かっていたので、火力と耐久と素早さを強化しながら全抜きエースを作成できるバトン構築を使うことにしました。
結果を出しているバトン構築の中では、イーブイバトンと分身バトンの選択になると思いますが、遂行速度を重視してイーブイバトンを採用しました。
しかし、イーブイバトンは自然と対策されやすい構築であると思っていたので、勝ち抜いていくためには何か変なものを入れないといけないと思いました。アイディアを出すために色んなイーブイバトンの記事を読んでみたところ、起点づくりを3体入れて起点作成の成功率を高めているものとアタッカーを3体入れてバトン後の全抜き成功率をたかめているもの両方があるという事がわかりました。逆に言えば、起点づくりとアタッカー2体ずつでもイーブイバトンによる全抜きは成立し得るのではないか、と判断できます。
そこで、イーブイがバトン出来ない状況を補うための、起点づくり2体/エース2体/バトン要員2体の変則的なイーブイバトンを作成することにしました。イーブイの裏として採用するのは、イーブイを意識して選出されたポケモンを起点に積んでいくポケモンでないといけないので、格闘耐性があり、よく出てくるであろうミミッキュやメタグロス、キノガッサなどの物理アタッカーを起点にできなければいけません。検討した結果、鉄壁バトンペンドラーがその条件を十分満たすと思いました。というのも、仲間大会のバトン構築使用経験から、BとSをバトンしてエース自ら瞑想を積めば強いことが分かっていたからです。
第1回ウルトラP杯使用構築 藍子と莉嘉はいつだってベストカップルなんだもんバトン - 莉嘉Pのポケモン戦記
こうして、コンセプトが決まったので、ついでにエースは吠える対策のエーフィ・呪い対策のピクシーに瞑想を持たせて運用することが決まりました。そして、起点づくりですが、135族の上を取ってバシャやアーゴヨンをどかせるフーディンをまず選び、フーディンの上をとってくるスカーフ持ちや電気Zコケコに対しても起点を作れ、スカーフカミツルギをなんとかやり過ごすためにトリル下バトンを採用することが必須だと思われたので、耐久・退場技のあるヨノワールを採用しました。トリル展開で運用することにより、イーブイはまもるを採用することに決め、構築が完成しました。
〖個別解説〗
構築の並べ方順に解説するとややこしいので、バトン役→起点づくり→エースの順に解説します。
・バトン役
おくびょう 151(164)-54-71(4)-76(84)-88(20)-115(236)
アシストパワー/バトンタッチ/まもる/とっておき
S:イーブイZ後にS1↑準速100族抜き
H-D:Z前に臆病コケコの10万ボルト、メガゲンガーのヘドロ爆弾耐え
テンプレ。
イーブイZ後は威力260のエスパー技を打つ化け物と化し、舐めて居座ってくるバシャやアーゴヨン、後出ししてくるゲンガー等を倒したりします。また、まもるで交代読みZ技を1/4で受けたり、ミミッキュの皮をはがしたりと結構働く子でした。
調整にあるように意外とD方面耐久があるので信じてあげるとよいかもしれません。
トリル運用する際にはS関係がどうなるか把握しながら戦いましょう。最速スカーフ
ドリュウズ(88族)からイーブイZ後も抜かれることを覚えておくと便利かもしれません。
非常に自覚のある子で、一番急所や追加効果を引かなかったと思います。
イーブイZ中は、裏を読んだりダメ計したりで忙しく、映像はあまり見ていませんでした。
選出できない時も、しっかりとペンドラーの起点となるポケモンを呼び込んでくれましたので、間違いなく構築の核でした。
ペンドラー@ノーマルZ かそく
わんぱく 167(252)-105-152(236)-66-89-135(20)
じごくづき/みがわり/てっぺき/バトンタッチ
S:1加速で130族抜き
本構築のある意味地雷枠。
起点づくり失敗のリカバリー、イーブイの誘ったポケモンを起点にするなど本構築のほかのメンバーと相性がいい。分身バトンのイメージがあるために、流し力も高い。
鉄壁であらゆる物理ポケモンを起点にし、相性関係を逆転させ、弱点であってもエースの瞑想の起点を作れます。不意の挑発ポケモンが来てもバトンタッチZがあるため、慌てないでいられるのも強みでしょう。威嚇で下がった分やおきみやげやすなかけをくらってしまった際にもマイナス分をリセットしてバトンタッチできるのが強かったです。じごくづきで滅びも一応対策しています。
しかし、ダメージ計算してみると、ミミッキュのA2↑かげうち確定耐えであるH236 B20のメガゲンガーに対しじごくづきは、
ダメージ: 72〜86 割合: 43.6%〜52.1% 回数: 乱数2発 (9.8%)
ととてもじゃないが信用できるものではなく、HPが残ってみちづれを押されるケースが多発し、非常に困りましたが、努力値が足りずに最後まで通しました。
【ポケモンs12 瞬間最高レート2175】 ペンドラーエーフィバトン - ton-pokeのブログ
はある程度潜って悩んでいるときに見つけた構築ですが、以前に結果を出していることもあり、迷いを吹っ切れました。タイトルも古代兵法「鉄壁バトン」がメンタルハーブではなく上位互換のノーマルZになったよ~というイメージで付けました。
どうでもいいけど、みがわりZは2回使いました。
トリル下で加速するのが楽しかったです。
・起点づくり
フーディン@フーディナイト せいしんりょく→トレース
おくびょう 159(228)-55-82(132)-155-115-174(148)
→ 159(228)-55-102(132)-195-125-207(148)
サイコキネシス/ちょうはつ/リフレクター/でんじは
S:135族抜き抜き
テンプレ。
はやい身代わり持ちがいると起点が作れないため、それらの上を取って起点を作れるのは強かった。
退場技が無いので癖が強く、相手の先発ポケモンによって技の選択順をある程度決めておくことが必要だった。
ミミッキュ→リフレク、剣舞なら挑発・その他なら電磁波
ゲッコウガ→電磁波、挑発 etc…
メガ進化だけあって滅茶苦茶強かった。
使いこなすにはある程度経験が必要であるが。
特性の変化も応用性があり、精神力でねこだましひるみを回避してメガミミロップを倒す・メガガルーラに電磁波を入れてから親子愛トレースという動きや、ボルトロスやヒードランの特性トレースからのメイン技封じが面白かった。
電磁波は、「しびれワンチャン」と「しびれによるリフレク・挑発切れ」を誘発する諸刃の剣だった。後者の方が多かったので滅茶苦茶悩んだが、スペックが高すぎて入れ替えなかった。
ヨノワール@メンタルハーブ おみとおし
おだやか 152(252)-100-179(192)-85-176(36)-69(28)
H-D:眼鏡テテフの特化サイコキネシス最高乱数以外耐え( 85.5%〜101.3%)
S:4振りカバルドン抜き
H-B:余りぶっぱ
強い強いと言われながら使われないトリル始動担当最強候補。
トリルは毎回張る必要はなく、置き土産だけで即仕事完了もできる。
特性のおみとおしが強く、先発と持ち物を見ただけで相手3体全部が割れることもある。ゲームプランを最後まで見通せるというのは、思考の負担が減ってだいぶ楽になった。
調整は使いやすいようにオリジナルです。コケコの10万Zなども耐えます。ですが、調整の余地は十分にあると思います。無振りカバルドン抜きはしておいた方がよいとは思います。
技構成にくろいまなざしを入れることも一考ですが、他の技が便利すぎて入れ替えられませんでした。
・エース
ピクシー@バンジのみ マジックガード
ずぶとい 202(252)-73-110(52)-116(4)-113(20)-103(180)
*実際はDに4振られていない誤りあり
テンプレ。
のろいミミッキュの対策枠。
メタグロス+ミミッキュ、サザングロスのような構築には鉄壁6積みしてからこの子を出して対応していた。
耐久はそこそこあるのだが、素早さも火力も足りない。
しかし、絶対に必要な子だった。
やどりぎや毒を撒いてもらって、1ターンの猶予をもらえることもあった。
マジックガード強し。
エーフィ@イアのみ マジックミラー
おくびょう 171(244)-63-104(188)-156(44)-116(4)-147(28)
S:最速ギャラドス抜き
テンプレ。
相手の補助技を跳ね返す本構築のエース。
立ち回りでは、イーブイバトン後、瞑想1積でH252ギルガルド確定であることを意識して、裏にいることが予想される場合には積んでおく必要があります。
特にエース枠についてはピクシーも含め、書くことがないのですが、2000チャレンジではバトン不可の状況から瞑想で3タテしてくれました。
〖感想など〗
イーブイバトンを使用したのは1か月間でしたが、なかなかに難しい構築でした。
選出においてもバトル中でも考えることが多く、全然イージーウィン構築じゃなかったというのが感想です。
急所の被弾で逆転負けを喫することが多く、試行回数稼がせてないのに負けるのは不本意だと精神を病むこともありましたし、(大抵交代際や身代わりが壊れて一発目にエースが被弾していた)鉄壁バトンという特殊な戦術を使っているせいでラスト5連続怯みを含む11ひるみで岩石封じメタグロスに突破されるというトラウマをかかえました。同じ相手に2度襷バシャーモを選出され、襷で耐えられてからの急所を2度とも返されたのもきつかった思い出です。
しんどかった。S7よりはマシだけどしんどかった。という感じに運負け主張で溢れそうですが、1800後半~1900前半に多くの期間居られたことは自信になりましたし、ポケ勢の知り合いの姿に励まされながらなんとか構築解散を考えながらもやり切ることができました。
正直、1900に何度でもいける構築を作ったという自負はあるのですが、上振れを待たなければ2000に到達できなかった構築であるとも自覚しています。
また、純正イーブイバトンで2000達成した方もおり、すげえなあと思いながら邪道に逃げてちょっと恥ずかしくなっている気持ちもあります。
来季は忙しくなりそうですが、また2000を目指したいと思います。
バトンは使いません!!!(裏切り)
イーブイバトンの対策記事も余裕あったらアクセス稼ぎのために書きたいと思います。(だって城ヶ崎莉嘉さんの宣伝のために2000目指しているとこあるし)
それでは対戦・閲覧ありがとうございました。
なにかあれば@shuk_pまで。お友達も募集してます(定期)
QRを一応置いとくので、鉄壁バトンやヨノワール始動のイーブイバトンを体験してみたい方はどうぞ。それ以外の方は普通のイーブイバトンを使った方がいいと思います。癖が強すぎるので…。(かなしみ)
QRレンタルチーム「S8 最高最終2000 2軸選択式イーブイバトン」のページ|ポケモングローバルリンク https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-EF50-439D #pgl