TN:JogasakiRika(73勝33敗)
S15お疲れさまでした。今期も2000を達成できたので記録用に構築記事を書いておこうと思います。
転職してほとんど時間がなかったりした中で、なんとかなってよかったですし、一番初めに作った構築の中にいたポケモン"ドーブル"と共に2000に到達できたのは非常にうれしく思います。ただ、構築全体のスペックが低すぎてこれ以上は伸びそうにないのもあります。そんな貧弱な記事ですがよろしければご覧ください。以下敬体放棄。
【構築経緯】
対面・積み・サイクルに構築は3分されるが、その複数を組み合わせたハイブリット構築が多様化する構築に対応しやすくするための手段と考えている。
対面×サイクル、積み×サイクルは使ったことがあるものの対面×積みを作ったことがないなと思ったのでそれをテーマとすることした。
対面のメガ枠としてはメガ3すくみを縛れるものの環境的に逆風のメガゲンガーが魅力的に感じたのでそこから構築をスタート。選出しやすいようにCSのフルアタとした。
メガゲンガーを使う上で重いのが「ゴーストタイプに先制技に縛られること」と「上からスカーフで叩かれること」である。よってゴースト技に後出しして起点に出来るつけあがるドーブルとエスパー地面の一貫を切るためのテッカグヤを採用。これらを選出できないときでもエスパーの一貫を切ったり、ストッパー役として襷ゲッコウガを採用。さらに状態異常技対策とカプ対策を兼ねて身代わりもちのアーゴヨンを採用。最後に、ここまででヒトムカバルドンなどが重く、縛れる範囲を増やすためのステロ撒きが必要であったので水Zラグラージを採用して構築が完成した。
選出画面で構築のタイプがわかりにくく、一方的に展開を押し付けて勝つことが出来るのが数少ない利点である。
【個体解説】
ゲンガー@ゲンガナイト のろわれボディ→かげふみ おくびょう
実数値(努力値):136(4)-76-100-222(252)-115-200(252+)
構築の出発点。ステロ込みで多くのポケモンを縛れる攻撃性能と高いSからの起点作成能力を一番に評価したのでCSフルアタを採用。
あまりエース運用する機会はなかったが、重いポケモンを処理して後続を通したり起点作成する能力は素晴らしかった。
きあいだまは積極的に打ってeasy winを狙いに行く。
ドーブル@たべのこし ムラっけ ようき
実数値(努力値):161(244)-42(12)-55-36-65-139(252+)
つけあがる/きのこのほうし/みがわり/からをやぶる
H:16n+1 S:最速
ノーマルタイプでS上昇技を持つポケモンとして採用。
先制技に弱い、火力を出すまでに時間がかかる、コケコレヒレが苦手、草タイプが苦手、など弱点は多いので出す機会を減らして出せる構築だけに出す必要がある。
ムラっけの命中ダウンで負けることも多い。
と悪いところばかりしか書けないが、ゲンガーとの相性を考えるうえでこの子以外に採用したい積アタッカーはいない。
アーゴヨン@ドクZ ビーストブースト おくびょう
実数値(努力値):149(4)-83-93-179(252)-93-190(252+)
状態異常対策枠をタイプ受けで行ってしまうと構築が弱くなると考えているので、このポケモンを採用することで解決している。
レヒレコケコあたりを強烈に呼びそうであるので選出率は低いものの、ゲンガーと合わせて選出抑制をしてもらっていた。
2000達成時は3タテを決めてくれたので入れてよかったと思う。
テッカグヤ@ハガネZ ビーストブースト ひかえめ
実数値(努力値):173(4)-108-123-174(252+)-121-113(252)
相手のスカーフ枠が重かったため、逆に起点にしてやることを考えてアタッカーの採用になった。初めは物理型であったが(ノーマルZ)特殊の方が役割対象が多いことを考えて特殊型を採用した。
ゲンガーと同じくステロ込で落とせるポケモンは意外と多い。
ハガネZ採用はコケコで切り返されないようにするためだが、ヒコウZを打ちたいときも多い。
実数値(努力値):172-153(252)-110-128(4)-121-124(252+)
ダストシュート/がんせきふうじ/けたぐり/れいとうビーム
物理メインの起点作成兼エース枠。
とにかくこの技範囲が呼ぶポケモンにぶっ刺さっており半壊や3タテを多くこなし、レート上昇の立役者だった。ゲッコウガを止める数値受けのポケモンやギルガルドはドーブルで起点になるので相性がいい。
毒タイプが2体いるためにダストシュートは読まれず数々のeasy winを呼んだ。
水・悪タイプも優秀でゲンガーからエスパー技読みで交替し圧力をかけていくのも強力だった。
ラグラージ@ミズZ げきりゅう ひかえめ
207(252)-117-110-150(252+)-111(4)-80
起点作成兼対面の潰し。
Z採用なのはカバルドンと偶発対面してしまった時や重い格闘勢に会ってしまった時、激流水Zで吹き飛ばしていくため。ほえるでなくこごかぜなのは挑発されても起点回避できるようにするためである。
初手出しは読まれるのでゲッコウガを合わせて2番手で展開させると強い。
ヒトムの選出率が明らかに下がったので採用してよかった。
参考:【単体考察】ハイブリッドラグラージ - モブキャラブログ
【所感・まとめ】
対面的な構築は不利対面を取った時にどうすればよいのか、という答えが今までわかっておらず、対面的なポケモンはあまり使う機会がなかったのですが、それではこれ以上強くなれないと対面的なポケモンを構築に組み込むことを意識していました。
タイプによる無効・半減ができるように並びを工夫することで後出しからの切り替えしが出来ることに気付いたおかげで、なんとか構築は形を成し、完成にこぎつけることが出来てなんとか数字を出せたのでほっとしています。
今まで2000で満足していましたが、来期は初めてそれ以上を狙っていきたいと考えています。サンムーンからスタートしたポケモン人生も15シーズン目。やっと蓄積が出来てきた気がします。
対面・積み・サイクルの垣根を超えた変幻自在な構築が完成できればいいなとシーズン終わりからサブロムで試行錯誤していますがなかなか難しいです。
仕事は地獄と化し、あまりやる時間も限られますがなんとかしたくはあります。
頑張ります。
何かあれば@shuk_pまで 基本フォロバします