*ヤミヌケ:闇を抜ける≒光を求める
悩める心情を文章で残してくのもありかなと思ったので筆を執りました。
S10に7/1から約1週間使った受けループの構築になります。
最高レートは最終日曜日の1962。これ以上の上振れも狙えないと思います。
アドバイスをくれとは言わないから、自分の考えていることを聞いてくれる人が欲しいですね…(@shuk_p)(友達くれ)
〖ヤミヌケ使用経緯〗
S9はマンダナットドランレヒレの受け攻め混交した並びを使ったのですが、シーズン終わり1週間に出張に出ることになり、焦って潜ることになりました。結果、1900代から大きく溶かしてしまいました。それでも、1900代の後半までいけたので構築のポテンシャルはあると感じてS10も使い続けることに。
しかし、現実は甘くはありませんでした。今度こそ2000!と意気込んで序盤元気マンで瞬間最高2位まで到達するものの、そのあとは低迷という結果になりました。
理由として考えているのは、耐性サイクルを破壊するための駒が環境に増えたことです。受けとして使っているレヒレナットに有効打のあるゲッコウガが多く、ヒードランで無理やり何とかするという異常事態になりました。(S9中盤からその傾向はあった)それに加え、3ウエポンサンダーやアムハングロスの増加が著しく、めざ炎レヒレなどの役割破壊もいて、特に受枠のナットレイが崩されるという事が増えました。
また、相手の並びに対して攻め駒が消耗して負けてしまうことも多くなり、中盤で構築を断念することになりました。本気で、自分の考えをぶちこんだ渾身の構築だったので、本当にポケモンがわからなくなりましたし、今もわからないです。
それでも、なんとかしなければいけないのがトレーナー。刺さってそうなポケモンを使いながら、環境考察をつづけました。その結果、
・ステロ始動の構築があまりにも多い
・数値受けで止まる構築が多い
という分析に至りました。は?と思われるかもしれませんが、自分はそう思いました。
シーズン終わりでもう新しく構築を作っている時間はない。ボックスにいる子でなんとかしたい。自分の今まで使った構築で比較的うまく使え、これらをメタれるものはないかと考えた時に、S4,S5前半で使ったヤミヌケループが思いつきました。(最高1970ほど)
受けループなら数値受けを採用でき、ステロ撒きを阻害するメガヤミラミを無理なく使えます。
また、現環境の受け崩し枠は特殊が多く、(悪巧みポリゴンZ、オニゴーリ、デンジュモク、ボルトロス、アーゴヨン、ルカリオなど)瞑想ラッキーかヌケニンでなんとかなると感じました。
そうしてヤミヌケループと心中を決めましたが、問題は中身です。
が確定で、あと1枠をどうするかという問題です。誰をメタるべきかで悩みました。
今までメガゲンガー、リザYを採用していた経験で、ヤミヌケでも2メガはありだと思っています。今回は、剣舞ガッサやレヒレコケコゲッコに厚くし、テッカグヤによるやどりぎをヤミラミを出さなくても切れるようにメガフシギバナを採用することに決めました。
結果は、タイトルの通りです。
それでは個体紹介に行きます。(無機質な語りに豹変)
〖個体紹介〗
おだやか 157(252)-85-96(4)-85-128(252)-70
→157(252)-94-146(4)-105-183(252)-40
イカサマ/おにび/自己再生/まもる
本構築の主役。特殊受けとして採用。
種族値が致命的なまでに低いために特殊方面に特化させた。
物理は基本的に鬼火を入れないと受からない。
ステロ撒きを阻害しつつ、主にゲンガーやギルガルドを見る。
まもるの枠に先制技を入れているヤミヌケが多いが、フシギバナもいるせいか、初手テテフをあまりにも呼ぶためにまもるを採用した。後続で毒を入れてまもるで時間稼ぎをする機会も多いのでおそらく正解。
対戦面では、吊出しや積み技を読んで鬼火を打つプレイングが要求されるのでとても心臓に悪い。
弱いが、その独特な性能から結構信用はしているという奇妙なポケモンである。
選出率はフシギバナと半々。
ヌケニン@気合いの襷 ふしぎなまもり
やんちゃ 1-156(252)-65-50-45-92(252)
*さみしがり奨励
かげうち/鬼火/どくどく/まもる
受け潰し潰し枠。
他に交代技を読んでサイクルカットを行い、後続に状態異常をばらまく使い方をする。
選出できた時は本当に強いが、最終日は受け対象のびっくり技で何回も死んでいった。
ラッキーと同時選出できると見られる範囲が広くて心強いがなかなか難しい。
防塵ゴーグルが欲しかった試合が2回あったので持ち物を変えて試してみたが、その時に限って1回も役に立たなかったので襷が最強だと思う。襷を盾に状態異常を撒き、勝ちを拾った試合は多い。
ラッキー@しんかのきせき しぜんかいふく
ずぶとい 331(44)-x-62(252)-x-152(212)-70
地球投げ/たまごうみ/どくどく/瞑想
調整を変えてダメ感が狂うのが嫌だったので使い慣れているデブラッキーに瞑想を持たせた。テテフのショックを2耐えしつつ相手の等倍悪巧み特殊技を受け切れる。
物理方面もそこそこに硬いため、物理に毒を撒いて引くプレイやたまごうみで毒が回りきるまで粘り切る様はピンクの悪魔やなーと思った。
しかし、流石に対策されすぎていて、信用しきるには難しい枠だなと思った。
わんぱく 172(252)-100-211(252)-54-91(4)-90
どくどく/ステルスロック/ほえる/はねやすめ
*ほえるはふきとばしにしましょう
物理受けとして採用。
ボーマンダの2ウエポン化が進み、メタグロスがかみなりパンチ採用型がかなり少ないように感じたので、それらに強いエアームドを採用。
ステロとどくどくを採用したかったため、思い切って攻撃技を切った。
マンダについては両刀や身代わりもいたので頭を抱えることも多かった。
(それでも身代わりマンダには最初の1回しか負けてない)
雑に扱うことが多かったが、ステロで勝ちを拾う試合も多かったので採用してよかったなと思った。
不意の挑発で詰む。
*画像がないのでかわいい水着の女の子で代替
ドヒドイデ@氷Z さいせいりょく
ずぶとい 157(252)-74-224(252)-73-163(4)-55
熱湯/どくどく/自己再生/黒い霧
物理受けとして採用。バシャやミミッキュを見てもらう。
他で状態異常を入れて、ドヒドイデに引いて攻撃を受けつつリセットという動きができるので氷Zの採用は良かった。ヘドロしか使ったことがなかったが、現環境には最適だと思った。
以前に比べると出しにくくなったが、受けループにはなるべくいてほしい枠だと感じている。PP枯らしにも強い(やりたくないので面倒なの出さないでくりゃれ)
おだやか 187(252)-91-115(92)-128(64)-143(76)-103(24)
→187(252)-108-155(92)-150(64)-165(76)-103(24)
ヘドロばくだん/やどりぎのたね/めざめるパワー炎/こうごうせい
特殊受け枠。
他のポケモンが出せないときの補完として考えていたが、環境に刺さっており、フシギバナ+補完2体という風に選出を考えることも多かった。
不利な相手に対して、しっかりとした受け先がいればかなり強いポケモンだと感じたので、今後この子を軸にした構築も作るかもしれない。
炎4倍を処理するためのめざ炎を採用しているが、地震も欲しく悩みどころ。
〖重い相手・組み合わせ(一部)〗
ヌケニンでも対応はできないが、ほぼ補助技、火炎放射、Zという手順を踏んでくるのでドヒドイデでZをリセットすることはできる。1回だけ勝てた
・飛行Zギャラドス(挑発持ち)
ラッキーに対する挑発を読んで攻撃、竜舞してくるのでドヒドイデ引っ込め、挑発読み熱湯、竜舞よみ氷Z、の手順で何とかする。
・食べ残しヒードラン
ヒードランは現環境ではアタッカーに寄せた方が強いと思っているので、チョッキやスカーフ、Zあたりが多いんじゃないかと思っていたらそこそこいた。マグストでなければメガ枠+ラッキーでPPを枯らしに行く(苦しい)
舞われたら止め方がほぼない
・レヒレ+物理
状態異常の時間を稼げないのできつい。ランドロスが裏にいそうな時はレヒレ対面で吊だし読み鬼火を打つこともあった。
・ゲンガー+積アタッカー
ゲンガーにヤミラミを頑張って合わせていく。
・カバルドン+積み特殊
ラッキーもヌケニンも阻害されるのできつい。
何故かレート2000帯の相手はカバを出さず、1700帯の相手はカバを出すという不思議な傾向があったのでなぜかわかる人いたら教えてください。
・ステロ+サイクル展開(ヤミラミ不在)
ヌケニンでしかサイクルカットできない構築なのでかなりきつい
〖まとめ〗
トレーナーそれぞれに長所短所がある。自分の短所は安定感の無さだと思っており、構築作成力においてもプレイングにおいても波が激しく極端である。安定感なくては、勝ち続けることはできないので深刻な問題だ。
安定感は同じ構築を使い続けることで出てくるものだと思っている。しかし、同じ構築を使い続けるほど、しっくりとくる構築はなく、今後もこの課題と戦わなければいけないだろう。
確かに、久々にヤミヌケを使っていて、レート帯で相手の選出を絞るという技も使えるようになったりして、同じ構築を使い続けることの大切さは強く感じてしまった。
早く自分のスタイルを確立しなければいけないと強く感じてしまったシーズンだった。
ただ、やっぱりサイクルを回すのが一番自分に合っていると感じたので、サイクル構築を詰めていきたいと思う。
ポケモンがわからん!誰か私を導いてくれ…