りかpoke

既存の構築にワンアイディアを吹き込みたい

【S7(USM1)最高最終2014】陰湿偽装!?妹軸ブルドヒ対面×サイクル

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 JogasakiRikaというロムを使う昇華というものです。

 今季はめちゃくちゃ苦労しながらなんとか2000達成しました。

 実は今季3つ目の構築で、本構築でさえ達成までに技や持ち物・メンバーを激しく入れ替えていました。何とかなってよかったです。

 

 構築経緯に参りましょう。

 S6は終了3日前に構築が完成して無事爆死したので(トリルリザX)早期から環境調査に入りました。

 新しい環境に潜るに当たって、上から叩きたいなということで「雨パ×積サイクル」と「フェアリー起点の積サイクル」で潜ったのですが、現環境では全然通りませんでした。主な理由としては、

 

・エースをミミッキュに止められ強力なZで吹き飛ばされる

・起点づくりを倒したアーゴヨンが上を取ってきて削られ、先制技に縛られる

・高速環境をメタった切り返しのトリックルームが含まれた構築が多い

 

 やりたいと思ったことが全くやれず、レートは停滞。

 あまりにも同じパターンでやられるので積みをあきらめることにしました。

 では代わりにどんな構築を組むかと考えた時に、前回の2000パーティで気を付けたことと上の太字を対策出来るパーティを組むことにしました。

 

・アタッカーミミッキュに明確に強いコマがパーティに2体、ミミッキュメタではなくても耐性上では有利なコマが1体の構築(前回の2000構築を参考にして)

アーゴヨンに強いヒードランを構築に組み込む

・Sが操作されても影響が少なく、Z技を耐性で受けられる「サイクル構築」にする

・並びで呼ぶ相手を返り討ちにするギミックを仕込む

種族値が高いポケモンでパーティを組む。組み合わせやアイテム・特性による実質的な能力上昇も含む

 

 以上を念頭に置いて構築を組み始めました。

 ミミッキュに強く、汎用性の高いサイクルのコマとしてはドヒドイデポリゴン2

 前述のようにアーゴヨンを倒せ、鋼やリザードンを対策出来るヒードラン

 これらと相性の良いカプ・ブルル

 4体がボルトロスや電気技を持ったバシャーモを誘うためにメガラティアス

 色々とやった結果、レートが一番伸びたギルガルド

 この6体で構築が完成しました。

 ちなみに陽気・意地のメガバンギラスとびひざ3割しか当てないメガバシャーモ、スカーフ両刀ゲッコウガ、ひかえめメガゲンガーなどがそれまでにいたメンバーです。(スカーフゲッコウガ入りで1973まで行ったのでうまく変えれば2000は届くと途中確信しました)

 

 それでは詳細に参ります。基本ぶっぱマンなのですが調整頑張りました。

 

ラティアス@メガストーン 臆病 ふゆう 

調整:H204 B4 C68 D44 S188

S:最速霊獣ボルトロス抜き

C:H4メガバシャーモ93.8%の高乱数1  HSメガゲンガー56.3%の中乱数1

 サイコショック/りゅうせいぐん/めいそう/はねやすめ

 刺さるときは刺さる枠。ボルト入りの構築には絶対選出。りゅうせいぐんは途中までみがわりでしたが、1ウエポンで低火力耐久を潰すよりも流星群でサイクルに負担をかけていく方が使いやすいと思い変更しました。

 基本サイクル要員ですが積み要素と対面要素も併せ持っていたと思います。

 1ウエポンの時は色々と自覚のない子でしたが2ウエポンにした途端イキイキとしはじめ、恐ろしい自覚で相手をなぎ倒していきました。ドヒドイデと一緒にカグヤのPPを枯らしに行く動きも強かったです。

  役割対象:低火力、テッカグヤ(PP枯らし)、ボルトロスバシャーモフシギバナロトム、リザY、速くなってないリザXなど

 

カプ・ブルル@格闘Z いじっぱり グラスメイカー

調整:H252A252D4(ぶっぱ)

 ウッドホーン/ストーンエッジ/ばかぢから/こうごうせい

 誘った相手を倒す枠。いじっぱりのブルルしか持ってなかったため、混乱実を持たせたアタッカーとして運用を始めましたが、木の実をはたき落とされることが多く、ウッドホーンとフィールド効果で木の実を食べられないことが多かったです。そして、誘った相手に軒並み格闘技が刺さっていたこともあって格闘Zで採用しました。

 ウッドホーンとこうごうせいでサイクル要員としての能力を、ばかぢからとストーンエッジで対面と崩し性能を持っています。

 1900帯はメガガルーラが多く、先発グロパンを何回も吹き飛ばしました。

 カミツルギも悠長な行動をとってくれますので吹き飛ばしましょう。

 交代読みで誘う色んなポケモンを瀕死にできますが、カプ対面では舐められていたり、火力アイテムを持っていたりで突っ張られることが多かったので1900超えたあたりからは素直にウッドホーンを押していました。

 努力値はもっといい調整があると思いますので教えてください…。

 コケコの瞑想フェアリーZや剣舞タネガンキノガッサがちらほらいてなんで…?と思いました。

 役割対象:メガガルーラカミツルギ、カプ系(テテフは対面限定)、水ロトム、受けだしナットレイ、地面ポケモンなど

 

ドヒドイデ@くろいヘドロ ずぶとい さいせいりょく

調整:H252B252D4(ぶっぱ)

 ねっとう/どくどく/くろいきり/じこさいせい

 汎用性が高く、アタッカーミミッキュに強いテンプレ型。

 どくびしやトーチカよりも対面毒や交代読み毒を入れたいことが多く、浮いたポケモンが選出されることの方が多いのでどくどく安定。

 パーティ全体が陰湿な雰囲気を醸しているが、実際に陰湿なのはこの子だけなのでタイトルにしました。

 受けポケモンでは一番使いやすいと思っている。

 自慢のヒ―ドラン対策を持ったリザードンが多いので、途中からリザードンドヒドイデでみることの方が多かったです。

 役割対象:ミミッキュゲッコウガ、耐久型、地面ポケモン(グラフィ下)など

 

ヒードランこだわりスカーフ おくびょう もらいび

調整:H4C252S252(ぶっぱ)

 オーバーヒート/だいちのちから/ラスターカノン/めざめるパワー(氷)

 誘うポケモンを倒す枠その2。スカーフゲッコウガを使った時にブルドヒ+スカーフ枠は強いなと手ごたえをつかみました。しかし、ゲッコウガではサイクルに参加できず、誘うポケモンを確1にできないことが多かったので条件を満たすスカーフ枠が必要でした。よくよくパーティを見れば条件を満たすやつがいたのでおだやかドランから臆病ドランに変更し、メタグロスやコケコ、メガゲンガーを吹っ飛ばしてもらうことにしました。ゲンガーはHPが残りますが、みがわりが張れなかったりでアドが取れることが多かったです。他の子で削ってスカーフヒードランで抜いていく勝ち筋も強かったです。1999→2014のチャレンジもゲンガーとレヒレにラスカノを一貫させて勝てましたし、1900後半の戦いではスカーフヒードラン最強!ばっかり言ってました。

 めざ氷は打たないので要変更かもしれないです。(命中安定炎技など)

 役割対象:鋼枠、アーゴヨン、コケコ、テテフなど

 

ポリゴン2@しんかのきせき のんき アナライズ

調整:H244B252D12 (S:最遅)

イカサマ/ほうでん/れいとうビーム/じこさいせい

  トレースポリ2では火力が足りず、どうせ威嚇もちにトレースで威嚇を入れても2サイクル目は1舞で対面になると思ったので火力重視のアナライズ。

 ギルガルドに最低でも50%で下からイカサマを入れたいので最遅。

 数値受けが出来、特性により火力もそこそこあるやばいポケモン

 ゴーストの一貫性も切れ、本当に便利なポケモンだと思う。

 選出誘導力もなかなかあり、誘った格闘ポケモンを他で潰していた。

 役割対象:物理地面ポケモンボーマンダギャラドスミミッキュドヒドイデ優先)、カイリューゲッコウガゲッコウガなど

 

ギルガルド@きあいのたすき おっとり バトルスイッチ

調整:C252A236S20

シャドーボール/かげうち/せいなるつるぎ/めざめるパワー(氷)

 補完枠。

 格闘技がほしい、先制技がほしい、対面で一体持って行ってくれる枠が欲しい、ストッパーが欲しい、受けルにワンチャンとれる枠がほしい、重いテテフ抑制。

 …などの我儘をかなえるために作られた両刀襷ギルガルド

 CSではじめ使ったが、物理火力が足りないと思い、Sを一気に削った。

 実は本当に必要な時しか選出しないが、どちらがきてもおかしくないと選出に迷うときにテテフは切る…!ということができたので効果は大きかったと思う。

 パーティの陰湿感を増して格闘Zやスカーフを想定させなくしたのにも役に立ったかなと思う。

 役割対象:オニゴーリ、受けループ、他が出せないときの対面コケコグロスなど(明確な決まりはない)

 

 以上になります。今季は運があり得ないほど悪く、上から叩いてんのに急所や追加効果引き過ぎでおかしいだろ…ということが多くあって逆に急所を引いても耐性で最小限で抑えられる構築にしようと頭が働いた部分もありました。

(しかし、今期は最初の2つの構築ではオニゴーリのエースへの絶対零度命中率が100%(7-7)だったり、グライオンも7割くらいギロチン当てて来たり、散々でした。今期は受けサイクルメタの一撃技ポケモンには負けでいいとの割り切りでやったことが逆に良かったのかなと思います。)

 どうでもいいけど、妹であるメガラティアスで2000達成したので終身名誉莉嘉Pの称号ください。

 

 なにかあれば、@shuk_pまで。友達も募集してます…(さみしい)

 

【S5最終最高2014】Z枠不要!バンドリ偽装バシャバンギ

 

 サンムーンから対戦を始め、様々な構築を使ってきました。その集大成になります。

 バンドリの選出誘導能力を利用して、相手の選出を読み、返り討ちにすることが基本理念となっております。構築はトレーナーカードの通り。

 

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 *サブロムの方が高くなったのでカードとタイトル更新しました。

 

バンギラス@メガストーン

ストーンエッジ/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/りゅうのまい 

特性:すなおこし いじっぱり A252 S252 B4

役割対象:メガボーマンダカプ・テテフ、カプ・コケコ、メガリザードンXY、ウルガモスメガゲンガーナットレイテッカグヤメガフシギバナラティアスラティオスサザンドラ、火ロトム、サンダーなど

 

 エース枠その1。砂パを意識して選出されたポケモンをタイマンで倒したり起点にする。技は一致技高火力のストーンエッジと交代読みや油断して居座ってくる4倍弱点持ちに刺す2種のパンチで確定。後述のメガバシャーモの選出が難しいときに、厄介な赤字ポケモンをなぎ倒してくれた正真正銘のMVP。もしかしたら選出率1位かもしれない。(数えてない)

 

ドリュウズ@マゴのみ

アイアンヘッド/じしん/つのドリル/みがわり

特性:かたやぶり ようき A252 S252 H4

役割対象:ミミッキュ、カプ・コケコ、火ロトム、水ロトムカプ・テテフギルガルドモロバレルナットレイメガフシギバナバシャーモなど

 

 偽装、ミミッキュ対策、ごまかし枠。現環境のフェアリーの多くを対策でき、地面弱点の選出を一部抑制してくれた。(ギルガルドやゲンガーの被選出はかなり多かった)補助技やバシャーモのまもるを読んでみがわりを置き、弱点を突いたり、一撃技を打っていく。赤字の耐久ポケモンや交代際のランドロスによくドリルを当ててくれ、選出は少なかったが、出せば勝負を有利に持って行ってくれる子だった。他の持ち物も検討したが半分回復きのみを持たせることで後出ししても先制技に縛られなかったり技の試行回数が稼げたので持ち物はこれが一番良かった。

 

バシャーモ@メガストーン

特性:かそく いじっぱり A252 S252 H4

フレアドライブ/とびひざげり/かみなりパンチ/まもる

役割対象:メガガルーラポリゴン2メガクチートナットレイテッカグヤ、霊獣ボルトロスメタグロスサザンドラギルガルドカミツルギメガルカリオハッサムメガミミロップなど

 

 エース枠その2。メガバンギでは重い相手のポケモンを上を取って倒す役割。構築上現環境の格闘タイプや鋼タイプがかなり重いのでHPを削らないように大切に扱わなければならなかった。このポケモンの対策を入れているパーティは多く、積極的に交代読みを決めて有利なサイクルを回していくことが大切だった。2メガ選出しても特性のおかげで十分に仕事ができる子だった。強すぎる…。

 

ジャローダゴツゴツメット

特性:あまのじゃく おくびょう H196 C116 S196

リーフストーム/めざめるパワー(岩)/こうごうせい/リフレクター

役割対象:メガガルーラキノガッサミミッキュカバルドンガブリアス、霊獣ランドロスカプ・レヒレマリルリアシレーヌ、水ロトム、霊獣ボルトロスメガリザードンYウルガモスなど

 

cabipara.hatenablog.com

  有名なこの型。水対策枠として最初はボルトロスを使っていたが、キノガッサや地面ポケモンがかなり重く、水タイプは草タイプで対策しなければならないと思い、たどり着いた。後述の2体と合わせ、物理受けがパーティに3体いることで負担を分散でき、選出に幅が出た。めざ岩は刺さる場面が多く、砂が誘うリザYはもちろん、削れた遅いメガボーマンダやサンダーを持っていくこともあった。構築上重いボルトロスも耐久無振りなら処理可能。(計算はしてない)この子を入れたおかげでZ枠が消えたが、リフストゴツメでメガクチートを持って行ったり、リフレクで後続の負担を軽減したりと主役にも裏方にもなるすごい子だった。

 

ポリゴン2しんかのきせき

特性:トレース  ずぶとい H244 B252 D12

イカサマ/ほうでん/れいとうビーム/じこさいせい

役割対象:メガボーマンダゲッコウガ、霊獣ランドロスガブリアスマンムーギャラドスミミッキュギルガルドメガメタグロスサザンドラなど

 

 この子もジャローダと同じく交換で入ってきた子。砂が誘う物理アタッカーやゲッコウガなどを数値で受ける。謎の後出しにより後述のレヒレが役割破壊されそうな雰囲気を感じたら代わりにZを受ける役割もある。パーティで重いポケモンを一手に引き受けてくれる子がこの子しかいなかったので替えが効かない。そんなわけで役割集中を受けて過労死もしばしば。ギルガルドが毒もちだったり、メガメタグロスにひるまされたり(体感8割)と役割に対して安定しないこともある。技構成は以前ゲンガナンスを使っていた時の個体の流用なので深く考えていないが、いちばんしっくりきているのがこれである。

 

カプ・レヒレ@バンジのみ

特性:ミストメイカー H244 B252 C12(レート1950まで H252 B252 D4)

なみのり/ムーンフォース/しぜんのいかり/ちょうはつ

役割対象:メガバシャーモ、霊獣ランドロスガブリアスカバルドンマンムーメガボーマンダヒードラン、耐久型ポケモンなど

 

 採用感覚としては相手のバシャピンポイントに近いが、他の物理受けが出せないときも多く、そこそこ選出した。挑発・ミストメイカーより耐久型ポケモンを崩したりメガバンギの積みを支援することが多かった。しぜんのいかりにより後続の圏内に入れて抜いていく動きも強かった。乱数に嫌われてきのみが発動しなかったりなみのりムンフォでミリ残しがあったために最終日曜日に努力値調整を決行。レート1970ほどの時はその調整のおかげで乱数に勝った。

 

 

 

 

 選出は役割対象が多いポケモンを選出し、それを補完する形が多かった。

そのため選出パターンは多い。受けループや対雨だけだいたい決まっていたので記す。

 

・対受けループ レヒレバンドリ

 相手の選出はゲンガードヒドイデ+グライオンorエアームドが多い。先発ゲンガーに対してレヒレでミストメイカーを張った後にバンギに交代してりゅうのまいドヒドイデが交代できたらエッジエッジで落とす。グライオンが来たられいとうパンチで落とす。負けるときはエッジが当たらない。エアームドが来た時はドリュウズでみがわりを張り、ドリルでエアームドを落としてじしんで後続を処理する。

 

・対雨 レヒレバンドリ

 表も裏もあり得るがこの選出をしている。表ならドリュウズでみがわりをうまく張って負担を与え、バンギで雨を妨害する。2体に1貫する水はレヒレが受ける。裏選出ならコケコランドナットみたいな形が多いので隙を見てメガバンギで一掃する。最終戦もメガバンギで最後の2体を葬った。

 

 

 以上になります。毎シーズンレート1900代で止まってなかなか壁を越えられなかったので2000達成したときは何度もガッツポしてしまいました。雨パやゲンガナンスやヤミヌケ受けループといった相手の選出を読むのが大事な構築を使ってきた成果が出たのかなと思います。(ギミック系の構築じゃないと選出読めなくて難しいですね)しかし、この構築は命中不安定技が多く、まったく安定しないのでさらに上は難しいと思いましたので2ROMともに2000達成した時点でやめました。

 トレーナーカードの通りモバマスデレステもやらなきゃいけないのでしばらくのんびりします。お疲れさまでした!なにかあれば@まで

 

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